競馬の荒れるレースの特徴は?競馬場や重賞グレード別に見分け方を解説

競馬 荒れるレース

こんにちは、競馬予想サイト検証アーカイブを運営しているきっかです!

荒れやすいレースなら高配当が狙える!そう思う方も多いでしょう。

実際に三連単100万円単位で配当が付くことも、珍しいことではありませんし、それを的中させている人がいることもまた事実です。

今回は、荒れるレースの見分け方や荒れやすい競馬場、重賞レースなどを章ごとに解説していきます。

荒れるレースでの買い方のコツも掲載しているので、ぜひ最後まで読んで参考にして下さい。

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きっか

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競馬予想サイト検証アーカイブ 検証担当(個人運営)

浅草で居酒屋を営む父のもと、競馬好きの常連さんたちに囲まれて育ちました。25歳のころ、予想サイトの「的中率90%」をうのみにして貯金の大半を失ったことをきっかけに、予想サイトを自分で買って記録するようになりました。

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これまでに検証した予想サイトは300以上(閉鎖したサイトを含む)。買い目はレース前に記録し、外れたレースも含めてすべて公開しています。父の口ぐせ「うまい話には裏がある」を胸に、感覚ではなく記録で確かめることを大切にしています。

荒れるレースの特徴は?

今回は最新のデータを元に荒れるレースの特徴をご紹介していきます。

期間は2023年1月から2024年10月まで単勝で万馬券となった57レースから分析した結果から解説します。

荒れやすいレースと距離

    • ダートレース全般
    • 芝レース 中距離戦
    • 障害レース全般

荒れたレースを分析した結果、ダートレースが多く荒れる傾向にありました。そもそも有名な馬が少なく情報が薄い点と会場も砂の会場となるため安定せず、予想が難しいため荒れやすい傾向にあります。

また、芝レースの中でも芝2000mや芝1800mといった中距離戦中距離レースが荒れる傾向にありました。この距離は、馬の実力よりも展開が大きく左右されやすい傾向にあり、番狂わせがよく起きていました。

レース数は少ないですが、障害レースも荒れる傾向にありました。障害レースの出走馬は実力の見極めが難しく、予想がとても難しいので荒れる展開になりやすいようです。

こちらの条件が揃ったレースでは、「無難に手広く拾えるワイド」か「相手まで当てられるなら三連複」で狙いたい配当によって買い方を変えてみましょう。

天候と馬場状態

    • 稍重
    • 雨天時のレース

雨天時の稍重の条件が揃うと荒れる傾向にありました。

こういったケースは、以前の戦績を確認することがより重要になります。会場や悪天候のレースを走っていれば、着順だけでなくタイムなども確認して、その馬に適正があるかを確認しましょう。

もし、適正があるにも関わらず前走の成績だけで人気薄となっている場合は、ヒモで購入するなど穴で抑えておくと確率も上がります。

人気と着順の関係

    • 14番人気が1着になる傾向がある

10番人気以下の出走馬が1位になるような荒れた展開の場合に万馬券になることが多いです。
2024年は、10月の時点33レースで「14番人気」の出走馬が1着になるケースが9回ありました。

あくまでも傾向ではありますが、大穴に迷ったときは14番人気を入れてみるのもありかもしれません。

その他の特徴

    • 若手騎手の台頭

若手騎手が騎乗する出走馬が上位に入ったときは荒れるレース展開になりやすい傾向にありました。

人気騎手が騎乗する場合は、過剰人気になりやすいので若手騎手を大穴として組み込んでみるのもひとつの手です。

三連複などで軸を人気騎手や馬で固めておき、流しとして人気薄かつ若手騎手の馬を入れておけば、三連複でも配当は伸びるでしょう。

荒れる競馬場は?

  • 本命が固く勝つ展開が多い小倉芝2600メートル
  • 荒れレースが多い新潟芝1400メートル
  • 全体的に1800メートル以上のレースは手堅いレース結果になり、1400メートルが一番荒れやすい

荒れる競馬場の特徴をまとめるとこのようになります。

競馬をテレビで見ていると分かりにくいですが、実は競馬場は高低差が大きく、上り坂や下り坂が多いのです。

競馬場の特徴や芝の特徴を理解していると、競馬予想の時に思わぬ購入ヒントにすることができます。

中央競馬10会場の特徴を理解して競馬予想に繋げる

中央競馬の競馬場は10個と決められており、それぞれ長さやコースの特徴が異なります。競馬場により波乱がおきやすい・本命がきやすいなど、様々な競馬予想の役に立つであろうデータが出揃っているのです。

個性と特徴をきちんと掴むことで「この競馬場ではこういう馬が勝ちやすい」などの傾向を探ることができ、競馬予想の大きな指針とする事も可能です。

そこで、中央競馬の競馬場10個の特徴と、それに基づく競馬予想の鍵になりそうな事柄をまとめました。

札幌競馬場の特徴

小回りで坂がなく一周全て平坦なコースです。

直線も短く、逃げ・先行有利だと言われています。

密集した洋芝で質が重いため多少のパワーも必要とされ、ダートは雨が降ると極端に時計が速くなります。

逃げ馬や先行馬が札幌競馬場で走る時は要注目と言えます。

・函館競馬場の特徴

中央競馬場10個の中で最後の直線が最も短い芝262mの直線コースです。

その為逃げ馬が逃げ切るケースが多く、差し馬は最後の直線で距離が足りず差しきれない事が多いです。

札幌と似た形態ですが芝でのパワーは必要なし。

スピード重視で競馬予想するのが吉と言えます。

・福島競馬場の特徴

高低差のあまりない坂ですが小回りでカーブが厳しいです。

直線もあまり長くないので、逃げ&先行が有利です。

・新潟競馬場の特徴

直線1000メートルのみのレースが開催される程に長い直線が特徴的な新潟競馬場。

もちろん10開催競馬場で最も直線距離が長いです。

ハイペースになりやすい芝で長い最後の直線という事を考えれば、差し馬・追い込み馬が有利な競馬場で、逃げ馬は苦しむケースが多いように感じます。

・東京競馬場の特徴

東京競馬場も最後の長い直線が象徴的です。

その長い直線には急な上り坂もあることから、差し・追い込み馬には能力を存分に発揮できる有利なコースといえるのではないでしょうか。

基本的には実力重視であまり荒れた展開にはならないと言われています。

・中山競馬場

全体的に高低差が激しく小回りコースです。

ゴール前に急激な坂があるのが特徴的。

外回りコースはおむすび形をしていて一風変わったコースとして有名です。

騎手の実力が顕著に出る競馬場といわれていて、馬の能力としてはキレとパワーが要求されます。

・中京競馬場

中央競馬場10のうち左回りコース3競馬場の中の一つである中京競馬場。

開催当初は芝のコンディションがよく内枠先行馬が有利。

後半になると内芝が荒れるので外枠差し馬が有利になると言われているコースです。

・京都競馬場

中盤(第3コーナー)に高低差がある約4メートルの坂がある事が特徴。

坂を越えると下り坂になる為、加速がついて4コーナーで膨らむシーンが多いです。

位置取りが重要で長い脚を使える馬が有利です。

差し馬は特に有利とされています。

・阪神競馬場

長く続く平坦から緩やかに下って最後に急激な坂があります。

最後の坂をクリアする体力が必要で、レースによってはスタート直後に第2コーナーがあるので外枠が不利とされています。

・小倉競馬場

小回りな比較的フラットなコース。

スタート地点から上り坂を終えればほぼ下りが続くコースの為比較的スピード競馬になりやすい傾向にあります。

逃げ・先行が有利とされていますが、芝が荒れている場合は差し・追い込み馬も勝機ありとされています。

本命が勝ちやすい競馬場トップ3

本命が勝ちやすい競馬場トップ3

JRA公式データベースサイト「JRA-VAN」が公開している、膨大な数のデータから解析した、本命馬(1番人気の馬)が勝ちやすい競馬場トップ3をご紹介させて頂きます。

1位:小倉・芝2600メートル 勝率43%

2位:福島・芝2600メートル 勝率36%

3位:阪神・芝1600メートル 勝率35%

興味深いのは上位10位までに1400メートル以下の芝距離コースが一つも入っていないという点。

10位中8位を1800メートル以上の中距離以上のコースが占めているという所を見ても、長い距離であればある程波乱はおきにくく、人気が高い強い馬が勝利していると言う事が分かります。

波乱がおきやすい競馬場トップ3

波乱がおきやすい競馬場トップ3

続いてもJRA公式データベースサイト「JRA-VAN」が公開している、波乱がおきやすい競馬場トップ3をご紹介します。

1位:新潟・芝1400メートル 102%

2位:函館・芝2600メートル 99%

3位:京都・芝2400メートル 95%

単勝回収率の高いコース順のトップ3です。

単勝回収率が高い=荒れた展開が多く穴馬がきやすいということになります。

1位の新潟芝1400メートルの回収率はなんと脅威の102%。

ただし過去データ上の数値であり、今後も同じ傾向が続くとは限りません。

1位も1400メートルですが10位中3コースが1400メートルという事も注目ポイント。

先ほどは長い距離であればある程強い馬が勝ちやすいと話しましたが、やはり短いコースであるほど荒れる展開になる確率は高くなるという事になりそうです。

皆さんも今後は開催される競馬場もチェックしてみるようにして、回収率をあげていきましょう。

荒れやすい会場は夏競馬の開催が多い

札幌競馬場や函館競馬場は、6月の後半から9月ごろまで開催される夏競馬の開催と共に利用されます。

新馬戦が多くこれから活躍を期待される馬や、夏の「上がり馬」を見つけて秋以降の予想を活かすためにも必ずチェックしましょう。

ただ、夏は人気な有名馬が休んでいる期間となるため、情報薄なレースを読み切らなければなりません。

この時期の予想を当てるのは至難の業になるので、この後紹介する荒れやすいレースでも安定して勝つ方法を参考にして下さい。

荒れるレースの見分け方は?

荒れるレース自体数が少なく、見分けるのはとても難しいです。

2023年、単勝レースで万馬券となった荒れたレース数は、3,456競走中23レースとその確率は0.6%しかありません。

ただ、荒れるレースを見分けるコツも存在します。そこで、今回は荒れるレースの見分け方のポイントを3つご紹介します。

実力以上に過剰人気の馬が居る場合

現在の競馬界はルメール・川田の両騎手が乗っているだけで人気先行します。

やはり走るのは馬ですから、騎手がいくら上手くても実力以上の走りをすることは基本的にできないことを忘れてはいけません。

※参考レース:2024年7月クイーンS

荒れるレースクイーンステークス2024の人気順
荒れるレースクイーンステークス2024の結果


  • 本来人気になりやすい出走馬 ・斤量的にも有利かつ、春G1で実績のあった3歳牝馬ボンドガール ・札幌実績もあってヴィクトリアマイルで4着した4歳のドゥアイズ

長期休養明けの後阪神牝馬Sで2着しただけのウンブライルが最終的には1番人気で10着。明らかにルメール人気でした。

3着のアルジーヌは博多Sの走破時計(夏の小倉開催1800mレコード記録)で、北海道開催でも良績を残しており「買える穴馬」でした。

不当な評価を受けて人気薄になっている馬が居る場合

これは過剰人気とは逆に「この成績でこんな人気なの?」という馬を探すというものです。

荒れるレース天皇賞秋2024人気順
荒れるレース天皇賞秋2024結果

※参考レース:2024年10月天皇賞秋

レース前リバティアイランド、ドウデュース、レーベンスティールの3強に人気が集まっていました。

ただ、今回2着に食い込んだタスティエーラは昨年のダービー馬にも関わらず9番人気。基本的にG1馬は余程の不振に見舞われていない限りはマークする対象になります。

また、6番人気だったジャスティンパレスもルメールがこっちを選ばなかったというのが人気を落としていたのが原因で、元々ルメール以外の騎手でも好走していた馬だけにマーク対象です。
惜しくも4着でしたが、直線詰まってらずスムーズなら3着は十分に有り得ました。

前走のレース内容とクラス別着差で人気の矛盾がある場合

これは、条件戦や世代限定戦で考え方です。

荒れるレース菊花賞2024人気順
荒れるレース菊花賞2024結果

※参考レース:2024年10月菊花賞


勝利したアーバンシックは人気馬でしたが、今回のダービー馬のダノンザテイルが過剰人気感がありました。

本来であれば、ルメール+ノーザン+3000mという要素だけでアーバンシックが1番人気となるでしょう。

    • ダービーの走りがあまりに印象的だった
    • ファンの多い横山典弘騎手が騎乗
    • ダービー・菊の2冠を期待したファンが多い
  • ダノンザテイルが過剰人気になった理由

この辺りが過剰人気になった要因になります。しかし、結果としてアーバンシックの圧勝に終わりました。

こういった前走の状況やその他の記録などの期待値的要素で急激に過剰人気になることがあります。

荒れるレースのオッズは?

荒れるレースのオッズ目安は、10頭以上が20~30倍になっているときです。

こういったレースは、上位人気のオッズが低く、過剰人気となっていることが多いので、荒れるレースになりやすいです。

三連単の配当でも100万円を超える馬券となることも珍しくありません。

もし、荒れるレースをオッズで選ぶなら、出走馬の10頭以上が20~30倍のオッズが付いている馬が多いレースを選びましょう。

一番人気単勝オッズが3倍以上のレース

一番人気の単勝オッズが3倍以上のレースも荒れる確率が極めて高く、計算上ほとんどの場合、三連単なら万馬券となります。

統計として、レースの一番人気の単勝オッズが1.9倍以下の場合は、その馬が2着以内に来る確率が62%位で、3着以内に来る確率が78%位です。

この場合は比較的に固く収まるレースが多く、堅い展開になりやすいです。

もし三連単予想で万馬券を狙うなら、一番人気の単勝オッズが3倍以上のレースを狙いましょう。

荒れるレースランキング

レース名クラス条件ハンデ単勝馬連馬単三連複三連単
ヴィクトリアマイルG1古馬 牝¥1,182¥11,386¥22,999¥313,564¥2,259,929
北九州記念G3古馬ハンデ¥1,473¥10,753¥20,241¥118,590¥645,546
愛知杯G3古馬 牝ハンデ¥1,792¥13,627¥28,445¥99,292¥636,494
函館記念G3古馬ハンデ¥1,414¥22,959¥43,401¥76,723¥607,115
京阪杯G3古馬¥1,357¥12,606¥21,565¥102,018¥599,450

重賞レースを元に荒れるレースランキングを作成いたしました。

ご覧の通り、圧倒的にヴィクトリアマイルが荒れている傾向にあることが分かります。

2024年のヴィクトリアマイルでも、三連単916,640円と高い払戻しを記録していました。

その他はG3レースが多く荒れており、有名な馬が少ない分、予想も難しいことがひとつの要因にもなっています。

荒れる重賞レースTOP5

過去5年分の平均配当から、荒れる重賞レースをグレード別にご紹介していきます。

荒れるG1レースTOP5

順位レース名平均三連単払戻し
1位ヴィクトリアマイル2,241,214円
2位高松宮記念842,142円
3位エリザベス女王杯417,758円
4位NHKマイルカップ355,723円
5位日本ダービー330,059円

最も荒れるG1レースはヴィクトリアマイルです。

平均払戻し金額で見ても2位高松宮記念の約3倍となっております。

荒れるG2レースTOP5

順位レース名開催場三連単平均払戻し
1位ローズステークス中京279,648円
2位京王杯2歳ステークス東京267,028円
3位フローラステークス東京264,715円
4位フィリーズレビュー阪神241,141円
5位目黒記念東京239,019円

G2の荒れるレース1位は、9月に開催されているローズSです。

ただ、G2の平均払戻しは25万円前後で、そこまで大きな差は無い印象でした。

大きく荒れることもないので、三連単でも馬券を買いやすいレースが多いということです。

もし、重賞レースを三連単予想を当ててみたいという方は、G2レースから練習してみるのがいいかもしれませんね。

荒れるG3レースTOP5

順位レース名開催場三連単平均払戻し
1位北九州記念小倉600,856円
2位函館記念函館571,559円
3位武蔵野S東京478,154円
4位京都牝馬ステークス京都473,307円
5位エプソムカップ東京459,382円

G3レースで一番荒れるレースは、6月下旬ごろに行われる北九州記念。

2024年に行われたレースでは、三連単79万円の払戻しと想定通りの大荒れ模様でした。

G3グレードでは、荒れるレースは三連単50万円以上の払戻しになるケースも多く、ワイドでも2万円以上の払戻しが付くケースもあります。

三連単予想なら、点数を多めに取って大穴予想。三連複なら軸を決めて流すか、ワイドで広めに予想することをおすすめします。

もし、荒れる重賞レースについて詳細を知りたい方は、下記の記事に詳しく掲載していますので、こちらも合わせてご覧ください。

毎年荒れるレースは?

毎年荒れるレースは、6月に行われるヴィクトリアマイルです。

G1レースで馬券を購入する競馬ファンも多く、荒れたときの金額も他の重賞よりも高くなっています。

年度馬連3連複3連単
2024年93,690円43,750円916,640円
2023年1,960円1,720円12,830円
2022年2,010円8,270円43,780円
2021年3,620円8,460円28,750円
2020年750円2,960円7,340円
2019年3,700円35,490円175,040円
2018年4,090円8,850円63,640円
2017年42,710円123,870円918,700円
2016年3,510円6,090円48,310円
2015年36,880円2,860,480円20,705,810円

ヴィクトリアマイルの過去10年の結果一覧です。2015年の三連単払戻し2,000万円超えはインパクトありますよね。

直近2024年のヴィクトリアマイルも三連単払戻し91万円と大荒れでした。

毎年荒れるレースをお探しなら、ヴィクトリアマイルとなるでしょう。

まとめ

荒れるレースについて解説していきました。

荒れるレースは、今回ご紹介した特徴を理解しておき事前に調査しておけば見分けることもできます。

また、毎年荒れている重賞レースも存在しており、そういったレースは狙い目といえるでしょう。